ABOUT 二階堂瞳子

二階堂瞳子 TOCO NIKAIDO  

北海道札幌市出身、1986 年 10 月 16 日生 演出家・振付家・俳優。桜美林大学総合文化学群演劇専攻卒業。

自身が学生時代に地下アイドルとして活動した経験からヲタク文化をアートに転化させる試みを始め、アイドルソングや、アニメ、ヲタクなどの現代日本を代表するサブカルチャーを取り入れた独自のメソッドを築きあげ、東京芸術劇場プロデュース作品やフェスティバル/トーキョー11公募プログラムなどへの参加でその注目度は高まり、2013年夏に自身の作品がヨーロッパ3ヶ国(スイス、オランダ、ドイツ)から招聘され、海外進出を遂げる。「驚きのないものに人は感動しない!」という信念の元、二階堂の創作する作品(通称「おはぎライブ」)は、今の日本東京から派生した超濃密、超高速、超過剰な自然現象的パフォーマンスであり、現代に生きる若者の身体からカオティックかつ狂騒的なエネルギーで発散され、舞台上で強烈な一体感を生み出す。生き急ぐサブカルチャー文化を起点とした“まとまりのないぐちゃぐちゃなもの”そのものを“芸術”として昇華し、情報過多で一見無秩序なカオスに見えるが、その作品は独自の演出メソッドによる規律とルールによって支配され、同時多発的で躁病的、そして氾濫する情報を観客に提示する。

国内では、村上隆主宰『GEISAI#20』で審査員を務めるほか、CM 「Google Android」、SMAP『Dear WOMAN』PV、TBS「アメージパング!」に出演し続けV6にヲタ芸を教授するなど、その活動は多岐に渡る。また、二階堂自身は作品に出演しないにも関わらず、演出家として場内を一望出来る脚立の上にそびえ立ち、過剰かつ爆裂なダメ出し行為はもはやパフォーマンスのように扱われ、その強烈なストイックさはある種見世物のように話題を集めている。

2013 年 ニューヨークの近代美術館 MoMA でフィーチャーされる。雑誌・美術手帖に特集が組まれる。全国高等学校演劇大会、演劇祭で審査員を務める。(2016 年現在含む)

2014 年 村上隆主宰『GEISAI♯20』で審査員を務める。映画『あの娘、早くババアになればいいのに』振付。

2015 年 オーストリアの donaufestival公演 にて OTTO RETTER INSTITUTE より 【the Otto Retter Theatre of Cruelty Award 2015】 を受賞。TBS『アメージパング!』に出演開始。

2016 年 BS フジ『カンニング竹山の遊びじゃねえんだよ!!』に審査員として出演。高校生を対象にしたWS開始。MMJプロデュース舞台『若様組まいる』(銀河劇場)振付。

2017 年 舞台『鬼斬 ZEEO』振付。

ENBUゼミWS講師を務めるなど、海外各メディア、北海道新聞、他、小劇場出演、振付舞台多数。

趣味/読書(特にミステリー)、英語の勉強、ヨガ、温泉・銭湯巡り、サウナ、ロウリュ、プロレス・相撲観戦

特技/剣道(二段)、ダンス、ヲタ芸

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