ABOUT 暴走ちゃん

革命アイドル暴走ちゃん Miss Revolutionary Idol Berserker

日本のサブカルチャーやアニメソング、アイドルソングが轟音で鳴り響く場内。一見混沌としていながら、恐ろしいほど統制された30人超のキャスト達がサイリウムや多種多様な小道具を手に、所狭しと場内を駆け巡り、肉体の限界に挑まんとするほど激しく踊り、演じ続ける…。時には水やわかめ、さらには豆腐までが飛び交う衝撃の空間の中で、観客はびしょ濡れ(そして食べ物まみれ)になりながら恍惚とした表情でパフォーマンスを見届ける…。

「革命アイドル暴走ちゃん」は、客席と舞台が混沌の渦に巻き込まれながら一体化する衝撃のパフォーマンスを繰り広げる劇団です。2013年4月の旗揚げ後、同年8月からはスイス、オランダ、ドイツなどから招聘を受けてヨーロッパツアーを開始。2015年オーストリアの donaufestival公演 では OTTO RETTER INSTITUTE より 【the Otto Retter Theatre of Cruelty Award 2015】 を受賞。国内でも東京の劇場内に留まらずライブハウスやプロレスリング、アイドルイベントへの出演や、地方公演/ドキュメンタリー上映会/野外ライブ/商店街でのパレード公演や子供、高校生とのワークショップやアウトリーチ活動など精力的に公演を行っています。海外公演での注目度は高く、公演の度に現地のメディアに多く取り上げられています。2014年のドイツ公演では国営放送TVで特集が組まれ、ドイツ語圏のダンスマガジン、月刊誌〈TANZ〉の8月9月合併号の表紙を飾りました。

フェスのメインプログラムで参加したオーストラリア公演では現地の新聞・シドニーモーニングヘラルドに「日本の若者文化の音と怒りで、観客を爆発させる」という劇評が掲載されて評判を呼びました。

2016年6月にはロングランヨーロッパ・ツアーを決行。6月9日のドイツでの公演を皮切りにポーランドを経て、6月22日から7月2日までイギリスはロンドンのバービカン・センターで上演。バービカン・センターはロンドン交響楽団やBBC交響楽団の本拠地としても知られ、イギリスを代表するヨーロッパ最大級の複合文化施設です。施設内には、近年ではベネディクト・カンバーバッチが「ハムレット」を上演したバービカン・シアターも入居しており、日本からは近年では蜷川幸雄氏などが公演を行っています。日本人演出家としても快挙と呼べる公演で、全27ステージ一ヶ月という長期間のツアーを敢行しました。(ロンドン国際演劇祭『LIFT』では現地の障碍者の子供審査員からのアワードを貰うイベントがあり、【ベストアクティング賞】【最強のポンポン賞】【暴走ちゃんを愛していますで賞】【頭の上にスカートが降ってきたで賞】【目の前でベロチューして毒切りしてクレイジーで平和だったで賞】【頭が飛ばされたくらい最強の公演でしたで賞】【痙攣で賞】…等々の子供達のネーミングセンスが爆裂するオリジナリティーな賞をぶっち切りで受賞!)
2017年5月中国・韓国・イスラエルツアー、2018年2月ロッテルダム国際映画祭から招聘、2018年10月に上演した「暴走桜」をきっかけに松竹株式会社からの提案を受け、常設劇場を目標とした企画をスタート、翌年2019年7月に約4年ぶりに水あり、生ものありのハードモード公演を王子小劇場にて上演。
2015年に招聘されたオーストラリア・アデレードのOzAsia Festivalの芸術監督のジョセフ・ミッチェルから熱烈なラブコールを受け、We are BACK!!のリード文と共にOzAsia Festival2019に再招聘。

そんな世界を騒がす衝撃のパフォーマンス劇団「革命アイドル暴走ちゃん」を主宰するのは、二階堂瞳子。桜美林大学在学中から、演出家・振付家・俳優として活動。在学中に地下アイドルとして活動した経験を活かしてオタク文化をアートに転化させる試みを始めました。独特のセンスは高く評価されており、2013年にはニューヨーク近代美術館MoMAにも取り上げられ、2016年ロンドン公演ではBBC(英国放送協会)で二階堂の演出家インタビューがラジオドラマ仕立てで放送されました。

国内では、村上隆主宰『GEISAI#20』で審査員を務めるほか、CM 「Google Android」 、TBS「アメージパング!」に出演するなど注目を浴びています。また、二階堂自身は作品に出演しないにも関わらず、演出家としての過剰かつ爆裂なダメ出し行為はもはやパフォーマンスのように扱われ、その強烈なストイックさはある種見世物のように話題を集めています。

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二階堂瞳子

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出来本泰史

茂原里華

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宇賀神琴音

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江花明里

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小林ありさ